WTL
ここは、WTL の日本語化パックを配布しているページです。
WTLとは
WTL とは、Windows Template Libraries の略で、かつて Microsoft® が無償配布していたフリーソフトです。
従来の SDK (Software Development Kit) だけでは、GUI (Graphical User Interface) 周りの開発が面倒でした。
これをフレームワーク化し、MFC (Microsoft Foundation Libraries) のように使い勝手を向上させたものです。
MFC とは異なり、ヘッダファイルのみで構成されているため、非常に軽いです。
WTL は、今では公式に Microsoft® から独立し、オープンソースとして開発が続けられています。
Visual Studio .NET で、ATL (ActiveX Template Libraries) にも一部機能が吸収されています。また、Windows CE 向けの開発もサポートされています。
リリース
WTL 8.1
2012/06/11
WTL8.1.12085 用の AppWiz の日本語化差分を用意しました。
このファイルには、差分のみが入っているで、WTL8.1.12085 のフォルダに上書きしてください。既存のファイルを変更することはありません。
2012/03/25
WTL8.1.12085 がリリースされました。
変更点は、
- VC++ 11 Beta をサポート
- DLL バージョン関数は ATL11 で削除されたため再び非定義になった
- VC++ 11 および VC++ 11 Express 用のAppWizard セットアップスクリプト
- AppWizard: default.js にVS2010 以降用の output と intermediate ディレクトリーの末尾のバックスラッシュを追加するコードを追加
- #3485171 に対応 - WTL no _ATL_MIN_CRT を指定しているコードと atlapp.h の MinCrtHelper napespace にある common _ATL_MIN_CRT の実装を統合。
さらに、WM_MOUSEHWHEEL の宣言を atlscrl.h から atlapp.h に移動。
- atlddx.h: VC6 向けの DDX_INDEX を削除 - 単に特殊化したテンプレート関数を扱うことができないだけ
- atlribbon.h: x64 warning を修正
- #3424418 を修正- MSG_WM_SYSCOMMAND ハンドラーのプロトタイプがマッチしていない
2011/11/21
WTL8.1.11324 がリリースされました。
主な変更点は、
- リストビューコントロールで複数選択できるよう CListViewCtrl::SelectItem() を拡張した
- #2809994 バグ - CFolderDialogImpl::SetOKText で文字列として lParam を使用すべきだった
- Tab, Combo, ListBox, ListView の選択インデックス用の DDX をサポート
- Ribbon UI まわりの修正
- AtlLoadxxx() 系のリソース API を atlmisc.h から atluser.h に移動
- 'using ATL::AtlLoadString;' for _ATL_VER > 0x700 のとき、'using ATL::AtlLoadString;' を追加
- Ribbon UI/VS2010/VC++ 2010 Express 用 AppWizard をサポート
- Windows 7 で非エアロ時のリサイズバグを修正
- #2971608 の修正 - CLogFont で使用している ::GetDeviceCaps で誤ったデフォルト hDC = NULL を使用している
- #2915599 の修正 - ReleaseDC が抜けていた
- #2971617 の変更 - CHyperLink, CPaneContainer, CTabView でフォント周りの取り扱いを改善。さらに WTL コードと AppWizard で AtlGetDefaultGuiFont() の代わりに AtlCreateControlFont() を使うようにした。
- AppWizard のダイアログテンプレートで "MS Sans Serif" の代わりに "MS Shell Dlg" を使うよう変更
- #2815200 の修正 - Vista エアロ環境で Rebar が正常に描画されない
- #2902223 の実装 - CTabViewImpl の項目ドラッグ無効
- #2985314 の実装 - CRegKey に型指定を加えた CRegKeyEx クラスを追加
- UpdateUI: ラジオメニュー項目のサポートを追加 - ポップアップメニュー用で、連続した項目 ID が必要
- atlctrlx.h - 垂直ペインコンテナでタイトルテキストを描画するコードを追加
- #3117964 の修正 - atlcrack.h サンプル関数においてメニュー関数のバグ
2009/06/21
WTL8.1.9127 用の AppWiz の日本語化差分を用意しました。
このファイルには、差分のみが入っているで、WTL8.1.9127 のフォルダに上書きしてください。既存のファイルを変更することはありません。
2009/05/07
WTL8.1.9127 がリリースされました。
主な変更点は、
- バージョン番号を変更
- ヘッダの CPL リンクを更新
_vstprintf
の警告を修正
- VS2008 用のウィザード セットアップ プログラムを追加
WTL 8.0
2007/10/22
2007/09/28 に公開した WTL8.0 Final 用の AppWiz の日本語化差分が文字化けすることがある問題に対処したものに差し替えました。
2007/09/28
WTL8.0 Final 用の AppWiz の日本語化差分を用意しました。
このファイルには、差分のみが入っているで、WTL8.0 Final のフォルダに上書きしてください。既存のファイルを変更することはありません。
今回の日本語化差分での主な変更点は下記のとおり。
- CE用、モバイル用のアプリケーションウィザードも日本語化した
2007/06/14
WTL8.0 Final がリリースされました。
主な変更点は、
- 自己解凍書庫で配布。
- ウィザードで Scroll のオプションを追加。
2007/03/25
WTL8.0.7070 用の AppWiz の日本語化差分を用意しました。
このファイルには、差分のみが入っているで、WTL8.0.7070 のフォルダに上書きしてください。既存のファイルを変更することはありません。
2007/03/11
WTL8.0.7070 がリリースされました。
主な変更点は、
- アプリケーションウィザード用の新しい機能
- TabView と Explorer アプリケーションタイプ
- Unicode サポート
- 新しいデフォルトバージョンの値
- CE 用アプリケーションウィザードへ追加し忘れていたファイル(root.rc2)を追加
- 他、バグ修正
2007/02/27
WTL8.0.7058 がリリースされました。
主な変更点は、
- モバイル用アプリケーションウィザードを追加
- MiniPie サンプルを追加
- atlcrack.h にメッセージハンドラのプロトタイプを追加
- コマンドバー向けの Vista サポート
- 新しい Vista の Buffered Paint と Buffered Animation クラスを追加
- CScrollImpl クラスで WM_MOUSEHWHEEL をサポート
- TabView クラスを追加
- 他、バグ修正
2007/01/29
WTL8.0.6356 用の AppWiz の日本語化差分を用意しました。
このファイルには、差分のみが入っているで、WTL8.0.6356 のフォルダに上書きしてください。既存のファイルを変更することはありません。
アプリケーションウィザードの主な変更点は下記のとおり。これは VC++6 ユーザーにはありがたい。
- WTL_USE_SDK_ATL3 フラグが追加された(初期値はオフ)
- stdafx.h で上記 WTL_USE_SDK_ATL3 フラグの対応がされた
- フォーム (ダイアログ ベース) で作成したときダイアログの初期属性に WS_CLIPSIBLINGS が追加された
2006/12/22
WTL8.0.6356 がリリースされました。
2006/06/17
WTL8.0.6137 用の AppWiz の日本語化差分を用意しました。
このファイルには、差分のみが入っているで、WTL8.0.6137 のフォルダに上書きしてください。既存のファイルを変更することはありません。
2006/05/17
WTL8.0.6137 がリリースされました。
2006/03/30
WTL8.0.5347 用の AppWiz の日本語化差分を用意しました。
このファイルには、差分のみが入っているで、WTL8.0.5347 のフォルダに上書きしてください。既存のファイルを変更することはありません。
WTL 7.0
2003/08/30
このページは、ウェブ上にほとんどない、WTLに関する情報を掲載しているページです。
使用前提環境は以下のとおりです。
Windows 2000 sp4
Internet Explorer 6.0 sp1
Visual Stadio .NET 2003 (version 7.1)
(Active Template Library 7.1)
Windows Template Library 7.0
Common7\IDE
- WTL7.0の適用
- .NET 2003 を導入して WTL のプロジェクトを新規に作成しようとすると、AppWizard が見つかりません。
WTL7.0同梱の AppWizard 用の古いスクリプトではうまく登録できません。
WTL7.0用の差分を用意しておきました。
ついでに、日本語化しておきました。このファイルには、差分のみが入っているで、WTL7.0のフォルダに上書きしてください。
※Royさんの WTL 講座 環境編を参考にしました。
- WTL 7.0について
- RoyさんのWTL 研究所の方が丁寧に書いてあるので、そちらで勉強しましょうヽ(´ー`)ノ
- ATL/WTLも参考になります。
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